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2011年9月29日 (木)

【第201回】 「変わる」ということ城丸 哲宏 (地歴公民・福祉)

 私は女子卓球部を指導させてもらっていますが、その中で心掛けていることの一つに、選手を「変える」ということがあります。それは簡単なことでは無いのですが、大切なことだと思っています。

 では、どのような時に選手が「変わる」のかと言いますと、それは「感動」した時だと思うのです。「感動」した時には必ず「変われる」チャンスがあります。

 私がこのようなことを考えるようになったのは、あるきっかけがありました。それは、私がまだ駆け出しの指導者だった頃に、ある人物の講演を聴いた時の話です。その人物とはバスケットボール界の名伯楽、秋田県能代工業高等学校の加藤廣志先生のことであります。

 とにかく、話が上手で、引き込まれていきます。私自身とても感動して、涙が出てきました。周りを見渡しても多くの人が涙を流していました。

 このような体験は初めてのことでしたので、私自身大変驚き、また、大変感動したことを鮮明に覚えています。それと同時に感じたのは、「この先生の話を毎日聴いていた部員は強くならないはずがない」ということと、私も「指導者として選手を感動させられる話ができるようになりたい。」ということでした。

 私の経験から言っても、伸びる選手というのは、感受性の強い、素直な選手が多いようです。この点から言っても「感動」することは大事なことだと思います。指導者は選手がどうすれば「感動」してくれるのか、ということにももっと意識を持つべきだと思うのです。

 最近、本校の選手にも一人「変わってきた」選手がおります。この選手が本当に「変わった」時にチームが目標に近づくことができると思い、楽しみにしています。

2011年9月22日 (木)

【第200回】 <がんばる>初道 次郎 (地歴公民)

2年ほど前にある本を読んでから
「頑張る」を
「顔晴る」と書いてます。

顔を晴れやかにして努力していると
自分もリラックスしてやれるし
周りの人たちもさわやかな気分にして
協力してもらえるとのこと

言葉って使う漢字1文字で、言い方一つで
変るんだと思い使い始めました。

そういえば、先日、ニュースのインタビューである人が
「東日本大震災の被災者の方たちは
 もうすでに頑張っているんだから
 頑張れというより
 他の言葉で励ましたい。」
と言っていました。
いろんな考え方があるんだなぁと思いながら
「顔晴って」ならいいのではと考えていました。

いつも笑顔でいるのは難しいかもしれません。
私も悩んでいる時には難しい顔をしていることが多いです。
でも普段「顔晴って」いると
悩んでいる時には生徒が
「先生らしくないよ、スマイル!」
「先生、上を向いて歩いて!」
「先生、 顔晴る やよ!」(笑顔で)
と逆に励ましてくれます。
そういう言葉に救われることが多いです。
自分も生徒に「顔晴れ!」と励ましています。

中学生の皆さんも
勉強に部活動に
「顔晴って」ください!

最後にある有名な剣道家がおっしゃっていた
言葉を

人が感心するほどの努力をし
人を感動させ
人に常に感謝の気持ちを持つ
目指せ 「 三感王! 」

2011年9月15日 (木)

【第199回】 大家族物語 ~絆~

皆さんは寮生活というとどのような印象をもたれるでしょうか?

「遊学の精神」のもと遊学館高校にはオレンジハウスという男子学生寮があります。現在野球部23名、サッカー部17名、卓球部16名、駅伝競走部11名、総勢67名が共同生活を送っています。

各運動部によってスケジュールはバラバラですが「自主・自立」を目標に生活を送っています。

そしてもうひとつ生徒達に意識させていることが「家族」であるということです。

見ず知らずの他人が同じ目標を持ち本校で出会えたことが運命。多くの先輩、後輩に出会えたことも運命だと思います。

私が寮監をして今年で4年目になります。まだ年齢が近いので大家族の長男としての働きと教員としての働きに日々奮闘している毎日です・・・

そんななかでも食事や入浴など日々の生活を通して将来の夢や悩み、競技の話など「いろいろ考えているんだな」と関心することも多々あります。

先輩・後輩の隔てなく仲間の誕生日の日にはプレゼントを渡したり、W杯期間中はみんなでサッカー部員の解説を聞きながらサッカーに熱くなり!!なでしこジャパンの優勝に感動し、先日の世界陸上ではボルト選手のフライングでの失格に皆が解説者ばりの賛否両論!!

元気な生徒達です。

寮生活と聞くと「厳しい」、「大変」というイメージがあると思います。そのイメージどおり厳しいですし、大変なことも多いです。しかし、洗濯や食事の配膳、部屋や寮内の環境整備を自ら行うことによって家族や支えてくださる方々への「感謝の心」を育み、まわりを思いやることの大切さを感じてくれていると思います。

2011年9月 8日 (木)

【第198回】 2学期が始まった嶋田 司 (数学)

 夏休みも終わり、9月1日は2学期始業式。今年度は、9月2日、3日に本校学園祭が開催され、いきなりイベント事からのスタートである。

 さて、我1年8組のクラス企画はお化け屋敷・・・経験上、結構、大変な企画である。あまり深入りすると全部任されそうなので、大量に必要となる段ボールだけは集めた。後は、生徒任せ。

 9月1日午後から学園祭準備となり、段ボールで窓を覆い、机と段ボールで通路を作るはずも、全く準備をしていない我クラスは、なかなか始まらない。企画力なし、計画性なし、協力性なし、このクラス。そんなクラスも火が付いたのか、企画する者、買い出しに行く者、ポスターを作成する者が現れ、なんとか形になる。そして、学園祭の2日間、このお化け屋敷にも何故か行列ができるほどの盛況ぶりであった。

 お化け屋敷は、最後の後片付けがまた大変である。だいたい生徒は、後片付けまで考えてお化け屋敷を作ってないから気が重くなる。閉会式が終わり、さぁ後片付け。ダラダラ片付けているのを叱ってくるか、と思い教室に行くと、既に撤去作業が進行中。しかも、全員が、割と手際よく。珍しく、このクラスに感心した。

 4月から新しい環境に馴染もう、新たな友人関係を築こうと高校生活を送ってきた1年生にとって、学園祭クラス企画は初めてクラスが一つになれた行事であったとあらためて感じた。そして、今週から授業が始まり、2学期が始まった。

いつもの学校生活が始まった9月5日のNHK「特集ドキュメンタリー」は、3月11日の大津波で同級生7人を亡くした中学生たちの半年を追った番組でした。遺体安置所に何度も出向き、亡くなった友人全員の顔を確認した女子生徒がいます。エースを亡くし、代わりに投手を務める、ずっとバッテリーを組んでいた男子生徒がいます。中学生たちからは、辛く悲しい経験を胸に刻みながら、生きていこうとする力強さを感じました。与えられた命や生きるということについて、考えさせられました。あらためて、今回の大震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。

2011年9月 1日 (木)

【第197回】 「Link」S. T. (3年13組担任 数学)

8月も後半に入り、夏休みももうすぐ終わりですね。夏季課題は終わったでしょうか。

8月18日~20日の間、特進の勉強合宿があり、そこで「なんで数学の先生になろうと思ったのか」と聞かれました。

高校入学当時、私は決して数学が得意な人間ではありませんでした。
どちらかというと英語や国語の方が得意で文系寄りの成績だった気がします。
そんな人間が何故数学の教師なったんでしょうか。

答えは単純です、数学の担任の先生が人間的に凄くカッコよかったんですね。
この人に教えられる数学ならやってもいいかなと生意気にも思ったわけです。
そして、その先生から数学を教わっているうちに「この先生みたいになりてぇなぁ」と高校生の笹倉少年は思ったわけです。
そして高校での生活が好きだった。
じゃあ高校で数学の教師になればいい。
そんな簡単な理由が「数学の教師」になろうというきっかけでした。
その単純で簡単なきっかけが今の自分に繋がったわけです。


長いようで短い3年間の高校生活の中で自分の進路を決めなくちゃいけないというのは非常に大変だと思いますが、日常の中で自分が興味を感じたこと、やりたいと思ったことを大事にしてください。それらが将来の自分に繋がるかもしれません。
そして私はその何かを見つける手助けができたらいいなと思います。

とにかく、生徒と共に楽しく高校生活を創っていきたいと思っていますので、どんな事でも気軽に話しかけてもらえればと思います。