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2007年11月28日 (水)

【第16回】ラッキー セブン中川 光雄 (保健体育)

Viewimg_10 野球部は、創部7年目を迎えました。

1期生から5期生まで一度は必ず甲子園を経験していますが、6期生である2年生からは一度も甲子園出場経験がありません。

いま彼らは来年の夏、絶対に甲子園に出場すると意気込んで練習に励んでいます。

今年の秋季大会は県大会一回戦負けでした。
石川県で一度も勝てなかった彼らが来年どこまで通用するのか?

今の練習内容、練習の雰囲気を見ていると、今までの先輩以上に成績をあげるのではないかと楽しみです。
ラッキーセブン。今年の悔しさを必ず来年に活かしてほしいです。

本校野球部の座右の銘は『感謝・挑戦』です。

親への感謝、先生への感謝、自分に関わるすべての人に感謝!!

限界をつくらず、いろんなことに挑戦!!

これからも一生懸命頑張っている彼らを陰ながら応援していこうと思います。

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2007年11月14日 (水)

【第14回】縁城丸 哲宏 (地歴・公民、福祉)

先日、中学校訪問に行って来ました。
生徒募集、選手勧誘のためです。

私は女子卓球部の監督をしています。そのため、毎年この時期になると県内外の中学校を回り、来年度の新入部員を勧誘させてもらっているわけです。中学校の校長先生に「○○君を是非、本校で預からせて下さい!!」とお願いをしています。

選手勧誘をしていていつも強く感じることがあります。それは…「縁」です。

「縁」があるとダメだと思っていた勧誘がうまくいく時があったり、またその逆に「縁」が無いとどれだけがんばって勧誘してみてもうまくいきません。これは「本当に不思議だなー」といつも思います。

そして、「縁」があれば「出会い」があります。

みなさんも「この人と出会わなかったら、今の自分はいない」といえる人がいるのではないでしょうか?私にもそのような人が何人かいます。

中学校時代、たまたま入った卓球部で顧問の先生があの先生でなかったらどうなっていたのだろう?

高校時代、普通に進学した高校に偶然、代わって来られた顧問の先生が熱心だったことで自分が成長できたこと。

大学時代、スポーツ推薦で受験した大学に失敗し、一般受験で入った別の大学を選んだことでその恩師から教員をすすめられたこと。(これがなかったら教員になっていなかったと思う。)

指導者となってからも、いろいろな人のおかげで今の自分がいる。

「縁」とは不思議です。

これからもこの「縁」と「出会い」を大切にして行きたいと思う。

今、女子卓球部には10名の部員がいます。この子達は全て、強く「縁」を感じる生徒達です。この選手達と日々、「日本一」という大きな目標に向かって努力をして行きたいと思います。

2007年11月 7日 (水)

【第13回】北の都に秋たけて竹田 剛 (理科)

 先月25日・26日の両日にわたり、金沢市において「特色ある私学教育の創造」を研究目標に第55回全国私学教育研究集会石川大会が盛大に開催されました。

初日には、お茶の水女子大学理学部教授の藤原正彦先生より「国家の品格」と題して、記念講演が行われました。先生の著書「国家の品格」をお読みになった方も多いと思いますが、私にとって今回の講演は非常に興味深いものでした。

先生は独特の口調で、これからの日本のあり方や進むべき道を熱く語られ、著書を読ませていただいたときと同様、もやもやと心の中に思っていたことをスパッと的確に表現され、非常に爽快感が湧きました。

 昨今、教育界では「いじめ」や「規範意識の低下」などの問題が深刻化していますが、そういう点でも、藤原先生が指摘されるとおり、古来より日本人がもっていた「武士道精神」すなわち「卑怯を嫌う心や廉恥、惻隠の情」に、第一の判断基準を置くことが最も大切なように思えます。

 遊学館高校は、伝統を重んじ古いものを大切に扱う学校です。
また、挨拶などの礼儀作法ができる人間の育成を重要視する学校です。
藤原先生のお話を伺いながら、本校の教育方針である「教師と生徒がともに生活する中で、
教師の人格を生徒に伝え、教師と生徒が一体となり、高い人格と深い情操を陶冶すること」
に改めて誇りと自信を深めたのでした。
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円筒形校舎より医王山を望む

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遊学庭より見上げる円筒形校舎と榎