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2010年2月17日 (水)

【第121回】雪かきK. R. (地歴・公民)

金沢は大雪。
雪の積もった日の遊学館は、早朝から、雪かき隊が出動する。
学務員の山崎さん・サッカー部・野球部の生徒がせっせと学校の周りを雪かきする。
もちろん、私も雪かき隊の一員。

「学校近くの横断歩道は、押しボタン信号なので、
雪が邪魔して歩行者がボタンを押しづらい」 という話を聞きました。

そこで登場です。
今年の雪かき隊は、「本気」でした。
学校・道路・玄関先・某大学グランド、
この冬、雪かき隊は「本気」で雪かきをしました。
道ゆく人に「ありがとう」「ご苦労さん」と言葉をもらい、生徒たちの目は輝きました。

私たちの使う道。
誰かが雪かきをしている。  
・・・その「誰か」になろう。
そこから始まった学校周辺の雪かき隊。

 「大きな成果・感動・充実・達成感を得るには・・・
       ・・・日常の小さなことの積み重ね」ということ学んだ冬でした。

春には、「清掃隊」として出動します!

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2009年4月22日 (水)

【第83回】外へ出よう。ボールを蹴ろう!K. R. (地歴・公民)

 皆さん。人間の神経発達、特に運動神経の発達はなんと6歳までに大人の約90%にまで達するということをご存知ですか?

 そして、6歳から10歳くらいの年代に様々な運動、走る・跳ぶ・転がる、そして蹴るこういった動きを経験することが子供の発達にものすごく重要だそうです。

 今年度から金城幼稚園で週1回「サッカー教室」を開催することになりました。園児がお友達と一緒になって大きな声を出しながらボールを蹴り、体を動かす中で、「体を動かすって楽しい!ボールを蹴るっておもしろい!パスがつながるって嬉しい!」と感じてもらえるようなひと時にしたいと考えています。

テーマは…
 (1)動き作り系(走る・跳ぶ・投げる・転がる・蹴る)
           で超一流の運動神経?を目指します(笑)
 (2)おにごっこ系(こどもたちの「遊び」の原点)
 (3)ボールフィーリング系(ボールは友達、当たっても痛くない、楽しく大きく)
 (4)ゲーム系(男の子はこれが楽しみかな?女の子も頑張って)

 この4つのテーマをベースに「楽しい・面白い・嬉しい」が目標です。
 金城幼稚園のお友達のみんな、お楽しみに!

2008年7月 2日 (水)

【第45回】みんな大好きK. R. (地歴・公民)

「キーン♪コーン♪カーン♪コーン♪」
「バタバタバタ!」職員室前の廊下を足早に駆け抜ける音が聞こえる。
「いらっしゃーい」と同時に「すいませーん、このパンとおにぎり!!」
「私はヨーグルトと…」
少し時間が経つと、ザワザワっと職員室横の購買が溢れんばかりの人ごみになった。

…ある日の休み時間の光景である。
今年度から第二学館が建てかえられるということもあって、購買が職員室横に設置された。
授業の間の休み時間、昼休みと一見、穏やかな購買だと思いがちだが、生徒からしてみれば、これは「戦い」である。高校のとき、私もこの「戦い」に参戦していた。「絶対に今日こそは鳥釜めしを手にしてやる!!」と意気込んで、チャイムと同時に階段をばぁ~っと駆け下りていったものである。今も、小腹が空いたときに購買を利用している。もちろん、生徒がいないときだから「平和」である。(笑)

購買にはおにぎり・パン・やきそば・サンドウィッチ・文房具等と数に限りがあるが沢山のものが置いてある。おすすめはやっぱり「鳥釜めし」である。高校を卒業してからあの味が忘れられず、今も昼の弁当として食べている。

さて、ここで問題、購買で5円で買えるものは何でしょうか?答えは、購買で直接聞いてみよう。

ともあれ、遊学館の生徒から先生方まで、遊学館にはなくてはならないものの一つである。

最近、感動する出来事が昼休みの購買でありました。相変わらず混雑している購買の中で何を買おうか迷っていると、前に1年生の女子生徒と上級生の女子生徒がいました。たまたま同じチョコのパンを選んでしまった2人。すると、上級生の生徒が「あっごめん、これ食べていーよ!」と一言。1年生は「あっありがとうございます」と小声で一言。こんなさりげない光景が、とても見ていて嬉しかった。「ゆずる」という行動の中に、相手の立場になって物事を考えるというのが見え隠れしたシーンでした。このような優しさや思いやりの行動が遊学館らしさの一つだと思う。伝統というのは伝えるものではない。伝わっていくものが伝統なのかなと思いました。

ってことで今日も、購買で昼の弁当を買いに行ってきます。
手作りお弁当が恋しいね(笑)

2007年9月26日 (水)

【第7回】リベンジK. R. (地歴・公民)

2000年 11月7日(日)
「ピッーピッピィー」・・・(笛の音)
「負けた・・・」
(高校サッカー選手権石川県大会 決勝 vs星稜)
自分の高校サッカーはその瞬間終わった。
悔しかった。
自分が情けなかった。

・・・遊学館高校を卒業して7年後・・・
2007年 9月末日
あの時、全てが終わったはずだったが、あの時が新たなスタートの始まりだった。
遊学館高校の教員となって3年目、9月から始まった高校サッカー選手権石川県一次予選を突破し、10月1日に抽選会、そして14日から石川県大会が始まる。

相手はどこであれ、目指すところはただひとつ、
自分が叶えることのできなかった「国立」である。
選手を信じて、今、一緒に戦う。
自分にとっては「あの日」のリベンジだ。