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2026年6月11日 (木)

【第943回】「原動力」Y. H. (数学)

 教員生活が長くなるにつれて、これまでに関わった生徒の数は年々増えていきます。私が勤める遊学館高校は私立学校ということもあり、教員の異動が比較的少なく、多くの卒業生が年間を通して学校に顔を出してくれます。なかには、自分の子どもを連れて元気な姿を見せに来てくれる卒業生もおり、その姿を見るたびに格別の喜びを感じます。

 再会する卒業生たちは、高校生だった頃とはまた違った、すっかり成長した姿を見せてくれます。進学先や就職先、あるいはそれぞれの家庭で充実した日々を送り、自分らしく歩んでいることが伝わってきます。

 卒業生とのつながりは、学校の中だけにとどまりません。子どもの保育園の先生や習い事のコーチから「遊学館の先生ですよね?」と声をかけられ、教え子たちの活躍を知ることもあります。また、友人から「職場に遊学館の卒業生がいるよ」「とても頑張っているよ」と聞くこともあり、本当にさまざまな場所で、教え子たちが社会を支える一員として活躍していることを実感します。

 教え子たちの頼もしい成長や活躍に触れるたびに、教師という仕事の素晴らしさを改めて感じます。彼らの姿は、私に多くの元気と励ましを与えてくれるとともに、これからも生徒たちと真摯に向き合っていこうと思う原動力になっています。

2026年6月 4日 (木)

【第942回】「自分の花を咲かせるために」Y. H. (英語)

 桜が春に咲くように、ひまわりは夏に咲きます。どちらが優れているわけでもありません。ただ、咲く時期が違うだけです。

 人も同じです。中学生の頃から将来の夢が決まっている人もいれば、高校を卒業してから自分の進みたい道を見つける人もいます。勉強が得意な人もいれば、人を笑顔にすることが得意な人もいます。それぞれの成長のスピードや、輝く場所は違います。
 しかし、「まだ自分の番ではないから」と何もしなくてよいわけではありません。どんな花も、咲く前には土の中で根を張り、見えないところで成長しています。

 今の社会は変化がとても速く、将来を予測することが難しい時代だと言われています。だからこそ、「今の自分に何ができるか」を考えることが大切です。大きな目標がなくても構いません。今日の授業をしっかり受けること、家族や友人を大切にすること、興味のあることに少し挑戦してみること。その小さな積み重ねが、いつか自分の力になります。

 また、失敗を恐れすぎる必要もありません。失敗は決して遠回りではなく、新しいことを学ぶための貴重な経験です。挑戦した人だけが得られる学びがあります。

 皆さんには、皆さんだけの花があります。その花がいつ咲くのかは誰にも分かりません。しかし、一つだけ確かなことがあります。それは、今日の努力が未来の自分をつくるということです。
いつか自分らしい花を咲かせる日のために、今できることを一つずつ積み重ねていってほしいと思います。

20260604