中川 都 (国語)

2018年11月22日 (木)

【第555回】 出発点

 8月の下旬から12月にかけて、入社試験・入学試験があります。この時期に行われる入学試験は、AO入試、推薦入試で、本校の生徒の多くが利用します。AO入試、推薦入試の選考方法は主に、書類審査(推薦書・志望理由書・エントリー用紙等)や面接・小論文になります。

 志望理由書やエントリー用紙の指導のため、生徒と過ごす時間が増えます。志望理由書やエントリー用紙の書き始めは、生徒たちは、なかなか書けません。書くことがないと言います。そこで、生徒たちと話をします。将来の希望や、今までの学校生活、また、志望する大学・学校の要項やパンフレット・ホームページに書かれていること、オープンキャンパス行った感想等などです。その中に、書くべきことがあります。それに気づかせることから、指導が始まります。
 自分の志望する大学・学校では何を学べるのか、学びが将来にどう結びつくのか。将来の夢をもったきっかけは何か。部活動に所属している生徒には、成績ではなく、毎日の活動の中で何をしてきたのか。部活動に所属していなくても、毎日の学校生活や学校行事で何をしたか、色々な話を聞いていきます。そうすると、段々書くべきことが分かってきます。

 志望動機やエントリー用紙を作成することは、簡単な作業ではありません。しかし、準備期間をしっかり設け、真剣に取り組めば、書くべきことや書き方が分かってきます。書き方が分かれば、内容が深まります。大学や学校で学ぶことの興味や関心がどんどん出てきます。自分のことも見えてきます。そうなると、良いものが出来ます。良いものが出来れば、自信がつきます。力もつきます。力がつけば、・・・・・。
 だから、私は、自分の進路に早くからしっかり向き合うことが大事だ、と思うのです。早くから自分の進路目標を定めた生徒は、入試の準備を通して、どんどん力がついてきました。そういう生徒達と関わる中で、自分としっかり向き合い、将来の夢、目標を早く見つけることが、とても大事であると実感しました。早く見つければ、それだけ長く準備ができます。実現するために必要なことも分かります。必要なことにしっかり取り組めば、力がつきます。力がつけば、どんどん可能性が広がっていきます。

 生徒のみなさん、入社試験や入学試験は自分を成長させる、大きなチャンスです。大きなチャンスを生かすための出発点を、みなさんはいつにしますか。

2017年6月29日 (木)

【第484回】 遊学スタイル

 「うわー」「すごい」「上手やー」という声が聞こえてきました。
 6月に行われた石川県高等学校総合体育大会、今年はバレーボール(女子)の3日準々決勝、4日準決勝の応援に行ってきました。
 応援に行くと、必ず卒業生に会います。3日の準々決勝戦では、3年次に担任をしていた2年前の卒業生に会いました。近況報告を聞きながらのおしゃべり、楽しい時間です。
 4日の試合会場で聞こえてきたのは、何代か前のバレーボール部の先輩達の声でした。卒業生が後輩にエールをおくる、高校時代に一緒に過ごした時間はなかった先輩でも、後輩の応援に会場まで足を運んでくれます。後輩の活躍に歓声をあげ、励ましの言葉をかける、素敵な習慣です。その中に「うまくなってる」と感心する声が何度も聞こえてきました。嬉しくなりました。

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 高校総体での試合ぶり、見応えがありました。準々決勝の羽咋高校戦では、手堅く2セットを先取し危なげなく勝ちました。
準決勝は金商でした。金商戦、楽しかったです。バレーボールという競技の面白さが発揮されていて、ワクワクしました。
 攻撃は多彩で、サーブも力強く、先輩達が「うまい」と思わず声をあげるシーンが何度もありました。選手たちには気負いがなく、のびのびと自分たちのプレーをしていました。あきらめることなく、ボールを追い、つなげていきます。胸が熱くなるプレーでした。嬉しくなりました。

 顧問の福田先生、選手の良いプレーが出る度に、パフォーマンスを披露します。今年は飛行機。動きがユーモラスで可愛く、会場がどっと沸きました。
後で、「なぜ飛行機なの」と尋ねたら教えてくれました。
「今年は例年以上にメンバーも少なく、身長も高くない、でも、ここにきて良いチームになってきた。そして、普段から交流している県外の学校がインターハイに出ること。また、仲間のチームの地元(宮城県)で今年のインターハイが開催されることから、『行けるとこまでがんばって行きたい』という思いから、飛行機です。
一応飛行機はフクダジェットということで・・・(^^)/」と。

 福田先生の言葉通り良いチームです。応援したくなるチームです。
明るく元気で、ユーモアあり。勉強も一生懸命、楽しい学校生活、青春を謳歌しています。そして、何よりバレーボールが大好き。がんばって、先輩達に「上手やー」と言わせるほどの勝つチームを作りました。これぞ遊学スタイル

 今後の活躍も大いに期待しています(*^_^*)

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2016年2月 4日 (木)

【第411回】 ありがとう

 1月29日、本校では入学試験が行われました。
 前日の受験会場準備、日常使っているクラスが受験会場になります。やることはいくつもあり、毎年自分がバタバタ動いてしまいます。
 ところが、今年は余裕がありました。会場準備の手順と、完成図をクラスの生徒達に示したところ、生徒達で自主的に役割分担をし、効率よく日常の掃除では手の届かない所まで、きれいに掃除をし、すっかり教室を整えてくれました。
 思いも寄らぬ手際の良さにびっくりしながらも、感謝感謝です。

 今年のクラスの生徒達にはたくさんのありがとうが言えました。
どんな仕事も率先して引き受けてくれました。ありがとう。
体育祭や学園祭、企画力・団結力を見ることができました。ありがとう。
部活動や勉強に一生懸命取り組んでいる姿を見せてくれました。ありがとう。
厳しいことや悔しいことを乗り越える力を見せてくれました。ありがとう。
クラスメイトへの思いやり、励まし、たくさん素敵な場面を見ました。言葉を聞きました。ありがとう。

 目標に向かって真剣に取り組む毎日が、たくさんの大事なことを身につけさせ、成長させていくことを実感させてくれた生徒達です。

 自主性・協働性・礼儀・奉仕の精神、感謝の気持ちをもつ。何をしていても楽しむことができるあなたたち、とっても頼もしい存在です。 ありがとう。

2014年8月28日 (木)

【第342回】 夏休みを振り返って

 今日は8月27日、もうすぐ夏休みが終わります。 今年の夏休み、勉強合宿に参加しました。2年生の特進クラスの生徒を対象にした毎年恒例の合宿で、今年は7月30日から3泊4日の日程で、実施されました。

 暑かった・・・。訪れた合宿先にはエアコンがなく、扇風機があるだけです。生徒たちは玉の汗をかきながら、午前中は9時から12時まで、50分の昼休憩をはさみ、午後は5時まで授業を受けます。夕食後は7時から10時まで自主学習に取り組みました。  厳しい暑さの中、勉強に取り組む生徒たちを見ていて、勉強は自分でするものですが、自分と同じように共にがんばる友達がいる環境であったからこそ、暑い中でも、当たり前のように勉強に取り組めたのだと思いました。  そして、この経験を通して、クラスの親睦を深め、お互いに切磋琢磨しながら、自分たちの進路目標を達成していってほしいと思いました。

 夏休み、毎日学校に来て勉強している生徒たちがいます。部活動に取り組む生徒たちがいます。その中で、毎日学校を掃除してくれた生徒たちがいます。遊学館には素敵な生徒がたくさんいます。 この夏休みに一生懸命に取り組んだ彼らの努力は、良い結果につながると信じています。

2013年5月16日 (木)

【第279回】 お洒落とは?

 テレビ朝日の朝の情報番組「やじうまテレビ!」に、『そっと後押し きょうの説法』というコーナーがあります。なかなか人気のコーナーのようですが、私は今年の4月に、初めて見ました。その日は、曹洞宗の亀野哲也ご住職が、「お洒落」という言葉についてお話され、その解説が大変印象に残りました。

 ご住職曰く、日本語の「お洒落」という言葉は、英語に置き換えると、「ファッション」とでも言えますが、この二つの言葉は似たようで、まったく違う意味を持ちます。
「ファッション」は「作る」という意味のラテン語(factio)を語源とし、そのものの本質を覆い隠し、盛って盛って飾り立てるということです。
 反対に、お洒落の「洒(しゃ)」という字は、洗い流すという意味です。飾り気、わざとらしさ、そういうものを全部洗い流し落として、素材の美しさを生かす。これが、お洒落、ということです。
 最後に、ご住職は、内面を磨くことが大事であると、締めくくられていました。
(注:印象に残ったことを、私なりにまとめましたので、実際のテレビ放送とは内容が違うところがあると思います。ご容赦下さい。)

 ところで、先日の国民栄誉賞の表彰式における長嶋監督と松井秀喜さんが着られていたスーツ。お揃いのスーツでした。着ているものに、まず意識がいったのは、「お洒落」という言葉がずっと気になっていたからかもしれません。
 松井さんが長嶋監督にお願いして、お揃いにされたという紺のスーツは、上品なもので、それをお二人は端正に着こなされていました。W受賞の表彰式という晴れの舞台にふさわしく、また、お二人の人柄、そして心身共に精進されてきた軌跡や、絆の強さ、を感じさせました。まさに磨かれた内面がうかがえ、お洒落というのは、こういうことかもしれないなぁと思いました。

 高校時代は、自分を成長させる自分磨きの大切な時期です。
ぜひ、生徒達には、学校生活を充実させ、自分を大いに磨き、制服を「お洒落」に着こなしてほしいと思います。

2012年1月27日 (金)

【第217回】 マナーについて

 先日東京に行ってきました。東京駅の人の多さ、慌ただしさに訪れるたびに圧倒されて、金沢のゆったりとした所がいいなぁと思ってしまう私ですが、今回は少し違う印象を持ちました。
 それは何かというと、人々のマナーの良さです。電車では降りる人が優先、親子連れがのってくるとさっと席を立つ若い男性、荷物を自分の座席の横に置く人はいません。横に座る人がいると、座りやすいように空けてくれます。お店・エレベーターどこでも順番になりますが、整然と人々が並んでいます。
 東京では、人が多くいるからこそ、皆が合理的に気持ちよく過ごすためにマナーが守られているように感じられました。

 では、金沢ではどうでしょうか。ここ金沢は、東京より人も少なく、ゆったりできるように思いますが、道路は狭く、通勤・通学時には、車も自転車が道路にあふれます。バスや電車も混みます。そんな時こそ、皆が気持ちよく移動できるようにマナーが必要だと思いました。
 また、これから冬本番を迎え雪が降ると、いっそう不便なことがでてきます。

 雪が多く降った日の朝、運動部の生徒が、学校の周りを雪かきしてくれます。その優しい思いやりにいつも感謝しています。
 マナーは優しさや思いやりの気持ちが表れる行為でもあると、私は思います。 
寒くて、道の悪い日が続きますが、皆で他の人を気遣い、優しく対応できると、この時期が過ごしやすくなるのではないでしょうか。
自分のことだけではなく、他の人の立場も優しく考える余裕がほしいものです。

2010年1月20日 (水)

【第117回】幕張メッセに応援に行って

 今年も幕張メッセで開催された、バトントワーリング全国大会の応援に行ってきました。
結果は準優勝、連覇はなりませんでしたが、優勝したPL学園とは1.9点の小差、34校中2校しか受賞しなかった金賞を受賞しました。

 優勝したPL学園は、大編成の中でも39名という群を抜いて人数が多いのですが、流れるような動きで、誰一人として和を乱すことがなく、これぞ大編成の醍醐味といった演技でした。他の団体では、リフトがあったり宙返りがあったりと、運動能力の高い個人のパフォーマンスが観客を沸かせる場面がありました。しかし、PL学園は一人を目立たせるということがありませんでした。わっと会場を沸かせることはなかったように思われましたが、選手一人ひとりの技の難易度が高く、それを全員が精確に美しく決めていました。

 PL学園には、熟練したものが持つ優美さ、堂々たる風格が感じられました。でも、私は遊学館の演技が好きです。演技の始まりに会場から声がかかります。掛け声と拍手は演技の間中途切れることはありません。それに応えるかのように、選手たちが高難度の技を決めてゆきます。三味線の曲「疾風」の力強いリズムに乗り、息の合った演技で、会場を魅了していきます。選手と会場の一体感、それはPL学園にはなかったように思われます。遊学館の演技には、躍動感が感じられました。今の彼女たちの精一杯の輝きが、会場を巻き込んでゆく勢いがありました。

 遊学館の選手の多くは、高校に入学してからバトンを始めます。顧問の先生いわく、「もとより技量を持つ素質ある選手の集団ではありません」と。その選手たちが、金賞を受賞しました。それは、選手一人ひとりの技の精確さが評価されてのことだと思います。その成果をおさめるまでの選手たちの努力は、たいへん貴いものに感じます。

 「疾風」の演技は県大会、北陸大会でも見ましたが、全国大会で披露した演技が、やはり一番素晴らしかったと思いました。選手の一人が、「12月に入ってから本当に苦しい時期が続いた」と言っていました。その時期をみんなで乗り越えたからこそ、一番大きな舞台で、最高の演技を披露することができたのでしょう。

 大会には去年優勝した先輩たちが応援に来ていました。先輩たちは後輩の演技の間中声を出し、後輩の演技を信頼していることが伝わる、心のこもった応援をしていました。遊学館バトン部の歴史と強い絆を感じられる瞬間でした。

 大会が終わった後の選手たちに会うことができました。V2ならずということで、どんな顔をしているか、心配でした。でも、心配は必要ありませんでした。みな笑顔でした。ここに至るまで努力を惜しまず、勝負の場でベストを発揮できた、清清しいきらきらとした笑顔でした。こんな素敵な笑顔を見せられるようになった彼女たちの成長を、とてもうれしく思います。

 

2009年6月24日 (水)

【第91回】第12回体育祭競技の部 赤団優勝!!

Viewimg1_2  6月17日に行われた第12回体育祭で私が担任をする3年7組と1年7組からなる赤団が競技の部優勝という大きな賞を取りました。12回体育祭を経験しましたが、私自身優勝は初めてのことでした。「何か一つでも賞が取れればいいね」と、体育祭に向かって動き出したとき、生徒たちと話しましたが、まさか優勝するとは思ってもいませんでした。

本校の体育祭は縦割りで3年生のクラスの数だけ団ができ、今年は10団になりました。2年生が9クラスなことから、一つの団が2年生のいない1・3年2クラスの団となり、それが赤団で、2年生の出場枠を1・3年生でカバーしなければならず、不利だなと思っていました。応援合戦の応援練習を始めても、1年生は初めてのことであり、全体の盛り上がりには今ひとつ欠け、2年生のいない穴は大きいと感じました。

 体育祭当日100m競争予選から競技がスタート。赤団1年女子がトップではいってきました。男子予選3年生の2人が本選に残りました。その後の競技、借り人競争や三人四脚といったところでも、3年生は息のあったところを見せてくれ、なかなか健闘していました。

 でも、午前の部のハイライトの綱引き、1年生も一緒になって円陣を組み、勇ましく出て行ったはいいが、あっという間にオレンジ団に負けてしまい、一気にテンションが下がってしまい、私も「これは競技の部では入賞はないな。午後からの応援合戦でみんな楽しくできればいい」ぐらいで、午前の部を終わりました。

 午後のプログラム一番の応援合戦。赤団も健闘していましたが、他の団もよく工夫され見せ場も上手でした。その中で黄団の団結力、構成・パフォーマンスは素晴らしく、文句なしの第1位でした。

 そして、午後の部のハイライト、団対抗リレーが始まりました。1年女子からのスタート、速い。順調にバトンをつなげ、結果は第1位!次は男子、生徒たちが口々に男子も1位と言っていましたが、「そんなに欲張らんと」と言っていたのが、まさかの男子もトップでゴールに入ってきて、団対抗リレーは男女1位という快挙!男女合わせて12人のメンバーの力走は素晴らしく、懸命に走る姿、真剣な顔つき、走り終わった後の泣き顔、そのどれもが印象的で、感動しました。

 優勝の原動力となったのは、この団対抗リレーによるところが大きかったのですが、他にも優勝につながること、心に残るシーンがいくつもありました。100m競争予選の走者。3年男子100m本選での真剣勝負。1年女子も100m本選で優勝。三人四脚で息のあった走りであっという間にゴールに入ったり、反対に気持ちが焦るばかりに転倒したり、などなど。一人一人が自分の参加する競技に、精一杯取り組んだことが、優勝につながり、名シーンとして心に残りました。

 勝つことだけにこだわる体育祭なら意味がありませんが、団で協力し合う姿、1年生をリードする3年生の姿、競技に力いっぱい取り組む姿、そういう姿が見られ、今年の体育祭は私の中で素敵な思い出になりました。

 みんなありがとう。
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2008年9月10日 (水)

【第54回】学園祭での私の楽しみ

Viewimg01 9月5日と6日に学園祭が行われました。

 学園祭で、私がいつも楽しみにしていることがあります。それは中庭の飾り付けです。中庭にはいつも模擬店が出されます。その模擬店の飾り付けを見るのを楽しみにしているのです。

 今年も3年生全クラスが模擬店を企画し、中庭に店を出しました。それぞれに趣向をこらし、楽しい飾り付けがされています。そのいくつかを紹介します。

 焼きおにぎりを企画したクラス。
店名の『あっ晴れ俺の飯』という看板のほかに小さめで『鬼切屋』という看板もありました。このクラスは、福祉コースと美術コースに在籍している生徒で構成されており、小さな看板は美術コースの生徒が担当したそうです。『鬼切屋』と文字がデザインされた看板は完成度が高く、さすがだと感心しました。作った生徒いわく、文字を大きく書くことが難しかったそうです。もちろん、焼きおにぎりも、とてもおいしそうでした。

 担任の先生の特徴を上手に生かした看板もありました。これを見たときは思わず噴き出してしまいました。このクラスは自分たちのクラス写真を大きくしたものも飾ってありました。

 あるクラス。そのクラスの担任の先生に、4日にお子さんが生まれました。その朗報を聞いた生徒は、看板におめでとうの文字を書き入れました。なかなか粋なはからいです。

 たこせんのクラス。ポップでかわいい看板を作りました。 

 そして今年の中庭の飾りつけの最大の作品。それは、円筒校舎のデコレーションです。本校の美術教諭のアイディア(下イラスト参照)から始まり、1年5組のクラス企画として制作されました。北國新聞6日の朝刊県内ニュースの欄などにも取り上げられましたが、来春には取り壊される円筒校舎をケーキに見立て、飾り付けがされました。牛乳パック集めを全校生徒に呼びかけ、竹山から竹を切り出し、その準備は大変なものでした。

間に合うのか心配でしたが、学園祭当日には、竹を組み合わせて大きないちごが五個、ろうそく2本、ベニヤ板で作られたホイップクリームが2個、チョコレート板に見立てられたメッセージボード、円筒校舎の塔屋から紙パックをつなげたものが何本も吊り下げられ、巨大なデコレーションが作り上げられていました。1年5組の生徒を中心として、1年学年会協力のもとできあがった大きな大きな作品です。

 円筒校舎をケーキに見立てるというアイディアは、先生のアイディアでしたが、生徒たちの発想も豊かで感心します。いろいろ工夫し協力しながら、楽しい作品を作り上げる。今から来年の学園祭が楽しみになるのです。

 最後に、学園祭にはいつも卒業生が尋ねてきてくれます。それも私が楽しみにしていることの一つです。
卒業生が言ってくれる「遊学館大好き」という一言、なんとも嬉しいものです。

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2007年12月 5日 (水)

【第17回】交流授業

 私がクラス担任をしている1年4組は、金城大学や金城大学短期大学部の幼児教育を進路目標とする生徒が多く集まったクラスです。
 このクラスを対象に、金城大学・短期大学部との交流授業が今までに2回実施されました。その授業風景をご紹介します。

 1回目は1学期の学期末テスト後、金城大学の先生と、短期大学部幼児教育学科とビジネス実務学科の先生による授業でした。幼児教育学科の先生による、色鉛筆を使っての『My History』作り。幼児教育に携わるには、自分の育ってきた過去が大切という指導のもと、生徒たちは楽しんで取り組みながらも、何かしらの感慨をもったようです。また先生の元気あふれる話し振りや笑顔を絶やさず授業をされる様子に、保育士や幼稚園教諭として大事なものを感じとったようです。また、ビジネス実務学科の先生の授業では、その熱心な語りに新鮮な興味を感じたようです。

 第2回目の交流授業は10月半ばに行われました。本校卒業生の現役の短期大学部幼児教育学科に在籍している学生(生徒たちには先輩)が4組を訪れ、今自分たちがしていることを、語ってくれました。身近な先輩による学校紹介は、歌あり、手遊びあり、手作りの遊び道具ありと、とても楽しいものになりました。先輩たちの元気あふれる姿に圧倒されながらも、とても有意義なものとなったようです。

 第3回目の交流授業は12月期末テスト後に予定されています。今度は4組の生徒が金城大学に行き、授業を受けます。どんな楽しみが待っているか、今から心待ちにしているようです。

 来年から金城大学コースがスタートしますが、このように色々と企画を考えています。
将来金城大学や金城大学短期大学部で学びたいと思っているなら、遊学館高校で勉強しませんか。

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