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2012年1月27日 (金)

【第217回】 マナーについて中川 都 (国語)

 先日東京に行ってきました。東京駅の人の多さ、慌ただしさに訪れるたびに圧倒されて、金沢のゆったりとした所がいいなぁと思ってしまう私ですが、今回は少し違う印象を持ちました。
 それは何かというと、人々のマナーの良さです。電車では降りる人が優先、親子連れがのってくるとさっと席を立つ若い男性、荷物を自分の座席の横に置く人はいません。横に座る人がいると、座りやすいように空けてくれます。お店・エレベーターどこでも順番になりますが、整然と人々が並んでいます。
 東京では、人が多くいるからこそ、皆が合理的に気持ちよく過ごすためにマナーが守られているように感じられました。

 では、金沢ではどうでしょうか。ここ金沢は、東京より人も少なく、ゆったりできるように思いますが、道路は狭く、通勤・通学時には、車も自転車が道路にあふれます。バスや電車も混みます。そんな時こそ、皆が気持ちよく移動できるようにマナーが必要だと思いました。
 また、これから冬本番を迎え雪が降ると、いっそう不便なことがでてきます。

 雪が多く降った日の朝、運動部の生徒が、学校の周りを雪かきしてくれます。その優しい思いやりにいつも感謝しています。
 マナーは優しさや思いやりの気持ちが表れる行為でもあると、私は思います。 
寒くて、道の悪い日が続きますが、皆で他の人を気遣い、優しく対応できると、この時期が過ごしやすくなるのではないでしょうか。
自分のことだけではなく、他の人の立場も優しく考える余裕がほしいものです。

2010年1月20日 (水)

【第117回】幕張メッセに応援に行って中川 都 (国語)

 今年も幕張メッセで開催された、バトントワーリング全国大会の応援に行ってきました。
結果は準優勝、連覇はなりませんでしたが、優勝したPL学園とは1.9点の小差、34校中2校しか受賞しなかった金賞を受賞しました。

 優勝したPL学園は、大編成の中でも39名という群を抜いて人数が多いのですが、流れるような動きで、誰一人として和を乱すことがなく、これぞ大編成の醍醐味といった演技でした。他の団体では、リフトがあったり宙返りがあったりと、運動能力の高い個人のパフォーマンスが観客を沸かせる場面がありました。しかし、PL学園は一人を目立たせるということがありませんでした。わっと会場を沸かせることはなかったように思われましたが、選手一人ひとりの技の難易度が高く、それを全員が精確に美しく決めていました。

 PL学園には、熟練したものが持つ優美さ、堂々たる風格が感じられました。でも、私は遊学館の演技が好きです。演技の始まりに会場から声がかかります。掛け声と拍手は演技の間中途切れることはありません。それに応えるかのように、選手たちが高難度の技を決めてゆきます。三味線の曲「疾風」の力強いリズムに乗り、息の合った演技で、会場を魅了していきます。選手と会場の一体感、それはPL学園にはなかったように思われます。遊学館の演技には、躍動感が感じられました。今の彼女たちの精一杯の輝きが、会場を巻き込んでゆく勢いがありました。

 遊学館の選手の多くは、高校に入学してからバトンを始めます。顧問の先生いわく、「もとより技量を持つ素質ある選手の集団ではありません」と。その選手たちが、金賞を受賞しました。それは、選手一人ひとりの技の精確さが評価されてのことだと思います。その成果をおさめるまでの選手たちの努力は、たいへん貴いものに感じます。

 「疾風」の演技は県大会、北陸大会でも見ましたが、全国大会で披露した演技が、やはり一番素晴らしかったと思いました。選手の一人が、「12月に入ってから本当に苦しい時期が続いた」と言っていました。その時期をみんなで乗り越えたからこそ、一番大きな舞台で、最高の演技を披露することができたのでしょう。

 大会には去年優勝した先輩たちが応援に来ていました。先輩たちは後輩の演技の間中声を出し、後輩の演技を信頼していることが伝わる、心のこもった応援をしていました。遊学館バトン部の歴史と強い絆を感じられる瞬間でした。

 大会が終わった後の選手たちに会うことができました。V2ならずということで、どんな顔をしているか、心配でした。でも、心配は必要ありませんでした。みな笑顔でした。ここに至るまで努力を惜しまず、勝負の場でベストを発揮できた、清清しいきらきらとした笑顔でした。こんな素敵な笑顔を見せられるようになった彼女たちの成長を、とてもうれしく思います。

 

2009年6月24日 (水)

【第91回】第12回体育祭競技の部 赤団優勝!!中川 都 (国語)

Viewimg1_2  6月17日に行われた第12回体育祭で私が担任をする3年7組と1年7組からなる赤団が競技の部優勝という大きな賞を取りました。12回体育祭を経験しましたが、私自身優勝は初めてのことでした。「何か一つでも賞が取れればいいね」と、体育祭に向かって動き出したとき、生徒たちと話しましたが、まさか優勝するとは思ってもいませんでした。

本校の体育祭は縦割りで3年生のクラスの数だけ団ができ、今年は10団になりました。2年生が9クラスなことから、一つの団が2年生のいない1・3年2クラスの団となり、それが赤団で、2年生の出場枠を1・3年生でカバーしなければならず、不利だなと思っていました。応援合戦の応援練習を始めても、1年生は初めてのことであり、全体の盛り上がりには今ひとつ欠け、2年生のいない穴は大きいと感じました。

 体育祭当日100m競争予選から競技がスタート。赤団1年女子がトップではいってきました。男子予選3年生の2人が本選に残りました。その後の競技、借り人競争や三人四脚といったところでも、3年生は息のあったところを見せてくれ、なかなか健闘していました。

 でも、午前の部のハイライトの綱引き、1年生も一緒になって円陣を組み、勇ましく出て行ったはいいが、あっという間にオレンジ団に負けてしまい、一気にテンションが下がってしまい、私も「これは競技の部では入賞はないな。午後からの応援合戦でみんな楽しくできればいい」ぐらいで、午前の部を終わりました。

 午後のプログラム一番の応援合戦。赤団も健闘していましたが、他の団もよく工夫され見せ場も上手でした。その中で黄団の団結力、構成・パフォーマンスは素晴らしく、文句なしの第1位でした。

 そして、午後の部のハイライト、団対抗リレーが始まりました。1年女子からのスタート、速い。順調にバトンをつなげ、結果は第1位!次は男子、生徒たちが口々に男子も1位と言っていましたが、「そんなに欲張らんと」と言っていたのが、まさかの男子もトップでゴールに入ってきて、団対抗リレーは男女1位という快挙!男女合わせて12人のメンバーの力走は素晴らしく、懸命に走る姿、真剣な顔つき、走り終わった後の泣き顔、そのどれもが印象的で、感動しました。

 優勝の原動力となったのは、この団対抗リレーによるところが大きかったのですが、他にも優勝につながること、心に残るシーンがいくつもありました。100m競争予選の走者。3年男子100m本選での真剣勝負。1年女子も100m本選で優勝。三人四脚で息のあった走りであっという間にゴールに入ったり、反対に気持ちが焦るばかりに転倒したり、などなど。一人一人が自分の参加する競技に、精一杯取り組んだことが、優勝につながり、名シーンとして心に残りました。

 勝つことだけにこだわる体育祭なら意味がありませんが、団で協力し合う姿、1年生をリードする3年生の姿、競技に力いっぱい取り組む姿、そういう姿が見られ、今年の体育祭は私の中で素敵な思い出になりました。

 みんなありがとう。
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2008年9月10日 (水)

【第54回】学園祭での私の楽しみ中川 都 (国語)

Viewimg01 9月5日と6日に学園祭が行われました。

 学園祭で、私がいつも楽しみにしていることがあります。それは中庭の飾り付けです。中庭にはいつも模擬店が出されます。その模擬店の飾り付けを見るのを楽しみにしているのです。

 今年も3年生全クラスが模擬店を企画し、中庭に店を出しました。それぞれに趣向をこらし、楽しい飾り付けがされています。そのいくつかを紹介します。

 焼きおにぎりを企画したクラス。
店名の『あっ晴れ俺の飯』という看板のほかに小さめで『鬼切屋』という看板もありました。このクラスは、福祉コースと美術コースに在籍している生徒で構成されており、小さな看板は美術コースの生徒が担当したそうです。『鬼切屋』と文字がデザインされた看板は完成度が高く、さすがだと感心しました。作った生徒いわく、文字を大きく書くことが難しかったそうです。もちろん、焼きおにぎりも、とてもおいしそうでした。

 担任の先生の特徴を上手に生かした看板もありました。これを見たときは思わず噴き出してしまいました。このクラスは自分たちのクラス写真を大きくしたものも飾ってありました。

 あるクラス。そのクラスの担任の先生に、4日にお子さんが生まれました。その朗報を聞いた生徒は、看板におめでとうの文字を書き入れました。なかなか粋なはからいです。

 たこせんのクラス。ポップでかわいい看板を作りました。 

 そして今年の中庭の飾りつけの最大の作品。それは、円筒校舎のデコレーションです。本校の美術教諭のアイディア(下イラスト参照)から始まり、1年5組のクラス企画として制作されました。北國新聞6日の朝刊県内ニュースの欄などにも取り上げられましたが、来春には取り壊される円筒校舎をケーキに見立て、飾り付けがされました。牛乳パック集めを全校生徒に呼びかけ、竹山から竹を切り出し、その準備は大変なものでした。

間に合うのか心配でしたが、学園祭当日には、竹を組み合わせて大きないちごが五個、ろうそく2本、ベニヤ板で作られたホイップクリームが2個、チョコレート板に見立てられたメッセージボード、円筒校舎の塔屋から紙パックをつなげたものが何本も吊り下げられ、巨大なデコレーションが作り上げられていました。1年5組の生徒を中心として、1年学年会協力のもとできあがった大きな大きな作品です。

 円筒校舎をケーキに見立てるというアイディアは、先生のアイディアでしたが、生徒たちの発想も豊かで感心します。いろいろ工夫し協力しながら、楽しい作品を作り上げる。今から来年の学園祭が楽しみになるのです。

 最後に、学園祭にはいつも卒業生が尋ねてきてくれます。それも私が楽しみにしていることの一つです。
卒業生が言ってくれる「遊学館大好き」という一言、なんとも嬉しいものです。

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2007年12月 5日 (水)

【第17回】交流授業中川 都 (国語)

 私がクラス担任をしている1年4組は、金城大学や金城大学短期大学部の幼児教育を進路目標とする生徒が多く集まったクラスです。
 このクラスを対象に、金城大学・短期大学部との交流授業が今までに2回実施されました。その授業風景をご紹介します。

 1回目は1学期の学期末テスト後、金城大学の先生と、短期大学部幼児教育学科とビジネス実務学科の先生による授業でした。幼児教育学科の先生による、色鉛筆を使っての『My History』作り。幼児教育に携わるには、自分の育ってきた過去が大切という指導のもと、生徒たちは楽しんで取り組みながらも、何かしらの感慨をもったようです。また先生の元気あふれる話し振りや笑顔を絶やさず授業をされる様子に、保育士や幼稚園教諭として大事なものを感じとったようです。また、ビジネス実務学科の先生の授業では、その熱心な語りに新鮮な興味を感じたようです。

 第2回目の交流授業は10月半ばに行われました。本校卒業生の現役の短期大学部幼児教育学科に在籍している学生(生徒たちには先輩)が4組を訪れ、今自分たちがしていることを、語ってくれました。身近な先輩による学校紹介は、歌あり、手遊びあり、手作りの遊び道具ありと、とても楽しいものになりました。先輩たちの元気あふれる姿に圧倒されながらも、とても有意義なものとなったようです。

 第3回目の交流授業は12月期末テスト後に予定されています。今度は4組の生徒が金城大学に行き、授業を受けます。どんな楽しみが待っているか、今から心待ちにしているようです。

 来年から金城大学コースがスタートしますが、このように色々と企画を考えています。
将来金城大学や金城大学短期大学部で学びたいと思っているなら、遊学館高校で勉強しませんか。