« 【第575回】 『 新たなる出発 』 | メイン | 【第577回】 「知識」を蓄えよう »

2019年4月25日 (木)

【第576回】 20日から平成最後の春季大会山本 雅弘 (保健体育)

創部19年目を迎えました
 20日から平成最後の春季大会(第141回北信越高等学校野球石川大会)が始まりました。
 19年前、フェンスに囲まれたグランドでバックネットの工事を横目で見ながら一期生22名が細々と練習を初めていたことを思い出します。
 石川県高等学校野球連盟の加盟が認められたのが平成13年4月12日、春季大会の1回戦が21日でした。大会前の練習試合はもちろん紅白試合も満足に出来ないままの公式試合でした。金沢市民球場で対戦相手が富来高校(平成23年3月閉校)、結果は7ー0(7回コールド)遊学館高校野球部が初戦で初勝利をあげるという大きな一歩を踏み出すことが出来ました。それも、1年生だけで・・・。
 創部当初はバックネットとテントが1つあるだけの環境からスタートしましたが、1期生からの先輩達が県大会や北信越大会、そして甲子園に7回出場するなど輝かしい活躍のおかげで室内練習場、野球場のバックネット裏のスタンドや外野のラバーフェンス等の設備、ピッチングマシンや打撃ゲージ等の備品などが充実してきました。そのおかげで、選手達は不自由なく安全な環境で活動できるようになりました。

201904251

 そして、今年から新車の中型バス(42人乗り)とマイクロバス(29人乗り)が加わり、遠征試合や大会等での移動が快適になります。

201904252

 指導する私を含む遊学館高校野球部員一同、この恵まれた環境の下で野球が出来ることに感謝しなければいけません。
 まもなく「令和」の年号になります。今年は30名の新入部員を迎え、90名を越える部員数(女子マネージャーを含む)になりました。この春季大会を新たなスタートとして遊学館高校野球部の歴史を選手達と共に築いていきたい。