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2017年12月 7日 (木)

【第507回】 クラシック音楽のすすめ

「おはよう!」
朝の校門で,生徒たちに声をかける。
今は期末テスト期間中ということで,いつになく緊張した表情の生徒が多いように思う。

ところで,みんなはテスト勉強の合間はどうやって息抜きをしているのだろう。

今の時代はスマホでSNSやブログの閲覧などが多いだろうか。
好きな歌を聴いたりマンガを読んだりという人もたくさんいるだろう。

私も中高生のころから,邦楽や洋楽が好きで,よく聴いていた。
またクラシック音楽やジャズも大好きで,ネットがない時代は,FMラジオを録音したり,お小遣いをためてLPレコードを買っていた。

クラシックと聞くと,古臭くて堅苦しくて,とっつきにくいものと思うかもしれない。
しかし,その時代のヒット曲であり,エンターテインメントなのだから,本来は楽しんで聴けるものだ。
誰にでもどこかで聴いたメロディーが心に残っているということがあるのではないだろうか。

前置きが長くなったが,ポピュラーなものをいくつか紹介するので,気楽に聴いてみてほしい。

★交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』(リヒャルト・シュトラウス作曲)
1960年代に「2001年宇宙の旅」という映画に使用されてから,いろいろなところで耳にされて来た。
全体で30分を超える曲だが,冒頭約2分間の「序奏」が特に有名。
長い暗闇を思わせる,地響きのような重低音から曲がスタートする。
その中から太陽が登るように,トランペットが奏でるテーマが現れる。
次第にその音色は明るく高らかに響き,エネルギーが頂点に達する。
最後は力強い重低音で締めくくられる。

★組曲『惑星』(ホルスト作曲)
「火星」「金星」「水星」「木星」「土星」「天王星」「海王星」を表す,7つの楽章から成っている。
映画「スターウォーズ」のテーマは,この曲の影響を強く受けていると言われている。
まるで宇宙にいるような雰囲気を持ち,クラシックにもこんなに現代的な物があるのかと驚くだろう。
特にポピュラーなのは「木星」で,平原綾香の「ジュピター」のモチーフになっている。
個人的には,ダイナミックな「火星」が,ストレス発散にちょうどいいのでおすすめである。

★バレエ組曲『くるみ割り人形』(チャイコフスキー作曲)
「白鳥の湖」「眠れる森の美女」と並ぶ,チャイコフスキーの三大バレエ音楽のひとつ。
欧米ではクリスマスになると,コンサートや舞台公演が開かれる。
「小序曲」「行進曲」「金平糖の踊り」「ロシアの踊り」「アラビアの踊り」「中国の踊り」「葦笛の踊り」「花のワルツ」を抜粋した組曲版がおすすめ。
ディズニー映画「ファンタジア」でも取り上げられ,かわいい妖精たちが踊る場面を見た人も多いだろう。
非常に親しみやすい曲なので,リラックスして聴くといい。

★大序曲『1812』年(チャイコフスキー作曲)
これもチャイコフスキーの作品だが,フランス軍に自国ロシア軍が勝利する様子を描写した曲だ。
バレエ音楽とはまったくカラーが異なる。
なにしろ,100人を超える大編成オーケストラに加え,ファンファーレ隊が競い合うように鳴り響く。
そして圧巻は,軍隊用の大砲や教会の鐘が加わり,耳をつんざくような盛り上がりを見せるフィナーレだ。
指揮者の指示によって,合唱隊も加わることがある。
小銃を乱射し,馬車の鈴や鐘を打ち鳴らした演奏もある。
もうこれは現代のヘビメタどころではない。
チャイコフスキーはもしかしてアブナイ作曲家だったのか?

以上,他にもおもしろい曲,ぜひ聴いてほしい曲はたくさんあるが,ほんの一部を挙げてみた。

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