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2017年3月

2017年3月30日 (木)

【第471回】 努力と忍耐

 ぽかぽか暖かい日が増えてきました。春の訪れも間近ですね。

 春を告げる花といえば、やはり桜ですよね。金沢の桜の開花予想を見てみると、開花日は4月7日(3月28日現在)だそうです。もうすぐ、あの美しい桜の花を見ることができると思うと、今から待ち遠しい気持ちでいっぱいです。

 ところで、桜の開花は、「暖かいから咲く」という単純な仕組みではないようです。
 調べてみると、桜は、前年の夏に花芽(生長すると花となる芽)を形成します。秋には落葉して眠りに入り(休眠という)生長が一旦止まります。眠った花芽は、冬に一定期間低温にさらされることにより、眠りから覚め(休眠打破という)開花の準備を始めます。そして、春に向けて花芽が一気に生長し、やがて花を咲かせるそうです。つまり、桜が開花するためには、春の暖かさだけではなく、冬の寒さも必要だということです。
 冬の厳しい寒さに耐え、地上からまっすぐに幹を伸ばし、枯れ木からやがて美しい花を咲かせる姿に、努力と忍耐の大切さを感じます。

 努力と忍耐。私たちにとって重要なことだと思います。
 私たちが夢や目標を実現さるためには、桜と同じように、目の前に立ちはだかる厳しい試練に耐え、また、努力し続けることが大切だと思います。おそらく、多くの人たちがそれに気づいていて分かっていると思います。しかし、なかなか行動に移すことができない…要するに、簡単なことではないですよね。
 ここで質問です。枯れ木のまま終わるのか、美しい満開の花を咲かせるのか、あなたならどちらを選びますか?私は…美しい満開の花を咲かせて、応援してくれる人たちを喜ばせたいです!!!
 これまでの自分を振り返り、新たな気持ちで新年度を迎えよう!

2017年3月23日 (木)

【第470回】 裏表示はよく読んで

 スーパーマーケット・ドラッグストア・ホームセンターで売られる商品には必ず、用途・使い方、使用量・液性や成分、使用上の注意、応急処置が記入されています。
 なんとなくいつも使用している商品は最初の購入時だけ裏表示を確認して、いつも間に読まなくなって使用している場合が多いです。
 一般会社で研究開発として8年弱働いて、体を洗浄するボディソープ・シャンプー・コンディショナーやトイレやバス・キッチンのお掃除に必要な洗浄剤を研究してきた者として教えることがあります。
 3年以上使用している商品は香料(香り)や界面活性剤(洗浄成分となる原料)が微妙にマイナーチェンジされていることが多く、裏表示の販売名が、前回買ったものと違う場合は変わっている証拠です。
 10年ほど前から使用法の危険性と汚れが昔ほどひどくなくなったことから一般家庭での洗浄剤として中性洗剤は多く販売され、温泉旅館やホテルの汚れが多く発生する所では業務用として用途によって強い酸性の洗浄剤やアルカリ性の洗浄剤が販売されています。『混ぜるな危険』は酸性の製品と塩素系の製品との化学反応が起こる可能性があるため一般家庭では中性製品が多く発売されています。
 化学基礎の授業で『酸性・塩基性』の身のまわりの物質のpHがあり、人間の体の中でも
胃液のpH1.5の強酸性
汗はpH5の弱酸性
唾液はpH6の弱酸性
血液はpH7の中性
涙はpH8の弱塩基性と違いがあります。
 食品のリンゴ・ヨーグルト・ビール・炭酸飲料・黒酢・梅酒などは酸性から中性、焼酎・ミネラルウォーター・豆乳は弱アルカリ性から中性なので摂取するほとんどの食品が酸性から中性になり、吸収時には酸性だった食品も成分により体内でアルカリ性になる場合があります。アルカリ性食品と呼ばれています。
 今回、裏表示はよく読んでとタイトルにした理由は興味深い小さな火傷の事故が気になったからです。この小さな事故とは、瞬間接着剤の使用時に手に接着剤が付着くことを嫌がって軍手を使用して作業をしていたら軍手に付着した接着剤が軍手の繊維と化学反応し、火傷をしそうになったということです。
 瞬間接着剤は名前の通り、瞬時に液剤が固まる反応のため100℃以上の熱が発生します。使用時には軍手ではなくポリエチレン製のゴム手袋の使用や布やテッィシュ・ストッキングへの接着剤の付着に注意する事が大切とセメダインやアロンアルファの公式サイトで呼びかけています。
 最近、プチリフォームの『Do It Yourself』=DIYが流行っているので使用時には私も含めて気をつけましょう。

2017年3月16日 (木)

【第469回】 出会いと別れ

 私が本校に来てから2年が経ちました。毎年1,2年生だけを担当していたので去年の卒業式では知っている生徒はほとんどいませんでしたが、今年は2年生のときに担当していた80名ほどは知っている顔ぶれになりました。担任ではないにしろ私にとっての初めて出会った生徒であったということで、一人一人の顔を見ると当時のことを思い出し、「この生徒はこういう話が好きだったな。」「あの生徒にはもっとこうしてあげればよかったな。」等と感慨深い気持ちになったと同時に私の小学校の卒業式のことを思い出しました。
 私の小学5年生の担任は当時が初任であり、その先生にとって私達が最初の生徒でした。経験も浅いということで生徒とぶつかることも少なくなかったですが、6年生になったあとでも昼休みに私達をサッカーに連れ出したりと交流があり、運動が苦手でなかなかうまく動けない私にも声をかけてくれたりと思いやりのある先生でした。そして卒業式では壇上で歌っているときにその先生を見ると号泣しており、やはり最初の生徒というのはそれだけ特別なのだなと子供心ながらに感じました。
 時が経って私の立場は変わり生徒を送り出す方になりました。まだまだ未熟で色んな人たちに助けてもらっている私ですが、卒業生の人生にとって何かひとつでもプラスになるような教えができていれれば幸いに思います。これから苦難の連続でしょうが、周りに流されることなく、自分の道を歩んでいってください。ご卒業おめでとうございます。

2017年3月 9日 (木)

【第468回】 ひとり一人に賜物があるはず

本多町の閑静な住宅街に、千人をはるかに超える、見目麗しい青年諸君が毎日集まっている現実を知っている人は意外に少ないのではないか。
全国で活躍している数々の部活動の拠点が、こんなところにあることは、この学校に関わって、初めて知りえたことかもしれない。
私もこの学校に関わって、3年が過ぎましたが、ここに集っている、ひとり一人の賜物に思いをはせることがあります。みな、小学、中学と経過して、今この学校の教室で学びの中にあるわけですが、真理を求める探求心が、今開花しようとしている人に良く出会います。これこそ、高校生の姿です。一人一人の過去は、何だったのか問いかけたりする必要はありません。訳が分からないまま、6年、7年と過ぎ去ったのかもしれません。その間苦労の人生であったかもしれません。その苦労が長ければ長いほど、これから自分で獲得したものが皆さんの肉となって身についたとき、一生離れない確実なものになるのです。
「何事にも時がある」という、あるところでは有名な言葉があります。今の皆さんにとって、真理を探求しようという意欲がわいてきたとき、それこそあなたにとってその時なのです。
その時に、自分らしい、他人にはない賜物が備えられていることを悟る領域まで達してもらいたい。
何事も競い合いながら、みずからを鍛えるのもいいですが、この地上で命が与えられた自分に、いったい何を求められているのか、それを問いかけながら進むようにしてもらい。そうすれば、あなた方の心は純粋な成長を遂げると信じます。

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