【第930回】「努力が続く人の共通点」干場 光将 (保健体育)
皆さんには才能がありますか。
私はこれまで自分に才能があると感じたことはほとんどありません。たまたま体を動かすことが好きで、走ることが好きだったので陸上競技を始めましたが、実際には自分よりすごい人ばかりでした。大会に出れば速い選手がたくさんいて「自分には才能がないのではないか」と感じることもありました。
それでも競技を続けてこられたのは、少しでも記録を伸ばしたいという思いがあったからです。すぐに結果が出るわけではありませんでしたが、毎日の練習を積み重ねていく中で、少しずつ成長していく実感がありました。振り返ってみると、特別な才能があったというよりも、続けてきたことが力になっていたのだと思います。
学校や部活動で生徒たちを見ていると、努力が続く生徒には共通している部分があるように感じます。特別な才能があるというよりも、日々の小さなことを大切にし、コツコツと積み重ねている生徒です。そうした積み重ねが、ある時期に大きな成長として表れてくることがあります。
高校生活の3年間は、自分の得意なことや好きなことを見つけることができる大切な時間です。すぐに結果が出なくても、目の前のことに一生懸命取り組むことで、自分の可能性を広げていってほしいですね。

