【第432回】 ≪ 遊学講座 ≫Y. H. (英語)
今年で遊学講座は25年を迎えました。
私にとって遊学講座はとても思い入れのある講座です。今まで学んできたバレエを今度は生徒に教える機会を与えてもらい、貴重な経験をさせてもらいました。 英語とバレエが教えられる環境にいたいと思っていた私にとって、遊学館高校でのこの講座の出会いはとても大切なものとなっております。
遊学講座とは、自分が受講したいものを50余りの講座から選択でき、自ら積極的に学ぶことができる講座です。通常授業の勉強以外で自己の能力を伸ばすことができる有意義な機会だと思います。
その遊学講座が今年から少しリニューアルをし、街なかキャンパスとして北国文化センターのプロの講師から習うことができる機会が設けられました。例えば、『英会話』『フラダンス』『アカペラ』『空手』『ダンス』などの講座があります。
私は今、その講座の巡回を担当しています。最初は、「生徒たちの先生方に対する態度や言葉遣いなどは大丈夫だろうか」と心配ばかりしていましたが、そのようなことは心配無用でした。さすがプロの先生、生徒たちはその雰囲気にのみ込まれ、楽しそうに真剣な態度で受講しているではないですか。みんなの表情がイキイキとしていてとても感動しました。1つのことに、集中して一生懸命に行うことができる時間の大切さを改めに実感しました。
人は目標がないとどうしても心が弾まず、無意味に怠けた時を過ごしてしまいます。 しかし、一旦目指すものが見つかれば、努力ができ大きな力が働くと思います。
「遊学講座が生徒たちにとっても大切な出会いの一つになり、それがきっかけに何か目標を持ち、積極的に学べるものが見つかればいいな~」と思っています。
それぞれの講座の作品が発表されるのを楽しみにしています。生徒たちのキラキラ輝いた充実した表情を見るのが楽しみですね。