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2020年4月 2日 (木)

【第622回】 「祈り」中川 都 (国語)

 令和2年度が始まります。今年度の新任の先生の中に本校の卒業生がいます。私は彼の2年生・3年生の時の担任でした。彼は在学中野球部に所属し文武両道を実践し、高校生らしい正義感の持ち主でした。主将としての責任と仲間に真正面から向き合い、誰よりも真剣に練習をし、甲子園出場を果たしました。野球部を引退してからは、大学合格に向けて一生懸命に勉強に取り組みながら、クラスの友人たちと親しみ、学校行事を楽しみ、充実した毎日、高校生活というのは、こんなに素晴らしい時代なのかと彼達を見て思いました。本校で学校生活を送る生徒達を見ると、高校時代というのは、何とエネルギーに満ち、密度が濃く、キラキラ輝くことのできる時代なのかと思います。
 今世界は、新型コロナウイルスの猛威にさらされ、感染拡大を防ごうと、東京オリンピックの延期、春の高校野球選抜大会の中止、様々なイベント・大会が延期や中止になっていますが、収束の見通しは立っていません。学校生活がまた、大きく制限されることが起きるかもしれません。そうならないように、高校生達がこの素晴らしい時期を、キラキラ輝きながら過ごすことのできる日々になるように祈っています。