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2014年1月30日 (木)

【第316回】 努力することKa. M. (英語)

 先日、バトンの発表会がありました。私は夜公演の会場内の誘導をしていたので、彼女たちの演技を見ることができました。
 多くの方が来場し、終始ペンライトの光と大声援に包まれていました。その光景を見て、こんなに多くの方を引きつけるだけのパワーが彼女たちの演技力にはあるのだと、感銘を受けました。

 「脚光を浴びること」これは、多くの人が憧れをもつことだと思います。

 私事ですが、私も高校時代、女子駅伝部に所属していました。怪我が多かったのですが、3年の時にようやく全国大会に出場させてもらえた時の感情は今も鮮明に覚えています。
 過去の努力の賜物があるからこそ人はそれを原動力にし、また新たな目標や新たな挑戦へと移行していけるのではないかと考えます。

 だから、私は生徒に「その時の想い」を忘れないでほしいと思います。

 舞台に立ち、多くの人に見られ歓声を浴びることは貴重な成功した経験だと思います。
 しかし、それまでの過程には、数々の困難や試練があるはずです。

 今の3年生が1年生の頃に私が赴任し、教科指導をさせてもらい、学校生活をずっと見てきました。 暗い顔や悩んでいる顔、様々な表情を目の当たりにしてきた分、躍動ある演技を見た時、胸がいっぱいになりました。彼女達はきっと、達成感や努力が報われたことを感じたでしょう。
 一般生も、日々の学校生活の中で、達成感を味わってほしいので、そのために私もサポートしていきたいです。

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2012年10月12日 (金)

【第250回】 「収穫」Ka. M. (英語)

私の実家は農業を営んでおり、春先には田植えを、秋には稲刈りを行います。
私も先日稲刈りの手伝いに行ってきました。
この時期になると、手伝いに家族が集まります。

ここで、田植えと稲刈りについて説明します。

まずは田植えです。
我が家には、田植え機が一台しかありません。まず、一人が田んぼに入って田植え機で苗を植えます。
残りの人は、苗の入っている苗箱を田んぼまで運び、
さらには田植え機に移しかえやすいように畦まで運びます。
空いた苗箱は洗って乾かします。
また、機械で届かない田んぼの四隅は補植といって、人の手で植えます。

次に稲刈りです。
我が家は刈った稲をハザ(写真参照)に一週間ほどかけてから脱穀します。
田植えと同じように機械で稲を刈り、それをトラックに積み、ハザにかける作業を一日かけて行います。

一見簡単そうに思いますが、意外に大変な作業です。
「米」という字は「八十八の手間がかかる」というたとえもあります。
多くの人々の協力があってこそ、毎日おいしいお米をいただけているのだと一年二回の行事で感じます。

学校でも、体育祭や学園祭など行事が多くあります。
その度にクラスが一丸となって、盛り上がっている姿を見るととてもうれしい気持ちになります。
みんなで何か一つの事を成し遂げるというのはいいものですね。

受験シーズンをひかえ、頑張っている皆さん。
皆さんも、たくさんの人たちに支えられ、はじめて合格を手にすることができるのだと思います。決して一人 では ありません。みんなでがんばりましょう!

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2011年6月 1日 (水)

【第184回】実感Ka. M. (英語)

 初めまして!今年度から非常勤講師として勤めさせていただいています、「金坪」と申します。
よろしくお願い致します。

 私は4年前に本校の学舎を卒業させていただきました。
この4年間のうちに変化したことは様々ですが、その中で一番はやはり、校舎が新しくなり、先生・生徒がよりいっそう良い環境の中で学校生活を送れていることだと思います。

 このような素晴らしい環境の中で、生徒は学ぶことができ、教員は教えることができるのは、OB・OGをはじめ多くの方々のおかげだと思います。
 
 感謝の気持ちを持って過ごし、生徒達にも伝えていきたいです。

 また、変化していないこともあります。

 運動部が朝練習をしていたり、特進クラスの生徒が通常授業以外の0限や7限、補習等に打ち込んでいたり、毎朝野球部が自転車をきれいに並べてくれたり(冬場は除雪作業だとか・・・)
 
 そしてどの生徒にも共通して言えるのが、“あいさつ”
一日中、学校内で飛び交う元気な“あいさつ”は教員でなく、学校を明るくしてくれます。
私は、いつも生徒の笑顔に元気とパワーをもらっています。負けてられないですね。
 
 私事ばかりで恐縮ですが、今こうして母校に帰って“教員”として遊学館高校に携わることができていることを心から嬉しく思っています。

 まだまだ未熟者の私です。日々「努力・笑顔・感謝」を忘れずに生徒と頑張っていきたいです。

 初めてのコラムで緊張気味でした。
最後までご覧になってくださりありがとうございました。