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2019年5月 2日 (木)

【第577回】 「知識」を蓄えようY. M. (国語)

 金沢市の東側に見える山々の中で、どれが医王山という山か分かりますか?細かく言うと白ハゲとか奥医王とかいうピークもあります。目をさらに南に転じると、富山県境の山々、たとえば、猿ケ山、大門山、大笠山などのわりあい高い山も見えます。天気のいい日は、この時期だと真っ白な白山も見ることができますね。
 登山の経験をして山の知識が増えると、それまで単なる「山」としか見えていなかったいつもの風景も、個性のある魅力的な眺めに変わります。知識によってものの見え方が変わり、より深く見えるのです。多くの人が通り過ぎる単なる雑踏も、その中に知人を発見すると、とたんに自分にとって意味のある場所に一変するのと同じです。

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 最近、山菜やキノコについての知識が増えて、それまでただ通り過ぎていた山道が、「おいしい」風景に変わってしまいました。道のない藪山も、ナメコやヒラタケ採りの楽しい場所に変わりました。
 「知識」はものを見極め、考え、そして、行動する上での基礎・土台だと思います。基礎が広く大きくしっかりしていれば、大きな建物も建てられます。若い高校生の皆さんが、どんどん知識を吸収し蓄えていけば、より広く深い豊かなものの見方ができ、適切な判断と行動ができるはずです。心豊かに生きていくために多くのことを貪欲に学びとり、たくさん蓄えて、人生の糧にしてほしいと思います。

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 ※ 中段は藪の中で見つけたナメコ、下段は福井県境から見た白山