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2015年4月30日 (木)

【第376回】 「新入生に贈る言葉」井口 一生 (国語)

 アメリカのハーバード大学の図書館の壁に、次のような言葉が書かれているそうです。

1. 今寝れば、あなたは夢を見るだろう。‎今勉強すれば、あなたは夢をつかむだろう。
If you sleep now, you will be dreaming.If you study now, you will be achieving your dream.

2. 今日あなたが無駄にした日は、死んだ人が必死に生きたいと願った明日である。
The today that you wasted is the tomorrow that a dying person wished to live.

3. あなたは自分が遅いと思ったのなら、今すぐ全速力で駆け抜けなければならない。
When you think you are slow, you are faster than ever.

4. 今日のことを明日に伸ばすな。
Don't postpone today's work for tomorrow.

5. 勉強の苦しみは一瞬であるが、勉強しなかった後悔は一生続く。
The pain of study is only for a moment, but the pain of not having studied is forever.

6. 勉強においては、時間がなかったのはできない言い訳でなく、努力が足りないのである。
When it comes to studying, it's not the lack of time, But lack of effort.

7. 幸せと学績は関係ないが、成功と学績は関係がある。
Happiness is not proportional to the academic achievement, but sucess is.

8. 学業は人生のすべてではないが、すべてのベースである。(学業さえできなくてほかに何ができる?)
Studying is not everything in life, but if you are unable to conquer studying, which is only a part, what will you be able to achieve in life?

9. どうせ去られない苦しみなら楽しもう!
You might as well enjoy the pain that you can not avoid.

10. 成功をするためには、早めに行動し、勤勉でなくてはならない。
To taste success, you must be earlier and more diligent.

 全部で27ある言葉の内、10の言葉を紹介しました。
 厳しい言葉が並んでいます。
 でもその一つ一つが、実行可能な言葉なのです。

 新入生の皆さん、この10の言葉の内、たった一つでもいいから、実践してみませんか?
 きっと有意義な高校生活を送ることができると思います。
 新入生の皆さん、この10の言葉の内、二つだけ、実践してみませんか?
 きっと明るい将来が待っていると思います。

 人生は一度きりしかありません。その人生の満足度は、高校時代をどう過ごしたかが、大きく影響します。

 僕は、自分の受け持ちのクラスに「自主自立」の言葉を掲げています。
 自分で考え、自分で判断し、自分で行動できる人間を育てていきたいと思っています。
 自分で自分のことを誇れるようになるために、前掲の言葉を一つでも多く、実践して欲しいと思います。

 楽なことはありません。でもできないことでもありません。

 やった努力は自分に絶対に返ってきますよ。

 だから、頑張れ新入生!いつも応援しています!

2015年4月23日 (木)

【第375回】 ゆっくりしようよ井上 久美子 (理科)

ワーッ、外国の人がいっぱい。
今までの金沢では、考えられない光景です。
北陸新幹線の影響??一過性だけかな?

「Excuse me. I want to go here.」とメモを渡され、しどろもどろで冷や汗もの。
やっぱ、英語 必要だわ。とくに、今からの若者は。
 先日、バスの中で、香林坊で降りたかった外国の人が乗り越してしまい、運転手さんに話しかけていました。運転手さんは「Please get off at next bus stop, KATAMATI.」と片言の英語で必死に説明していました。運転手さんも、店員さんも英語がしゃべれないといけない時代になってきましたね。地理的ではなく、時間的に地球はだんだん狭くなっていき、グローバル化していってます。
 それが進歩というものでしょうか…?…

 この劇的に変化していく環境の中で、生きていくという事は大変なことです。 マスコミや流行に流されない自分を確立していかなければ。

 自己確立が一番可能な時期は、十代前半から半ば過ぎまでの年頃なのでは。この年齢までは、徹底して自己中心的であり、その自己中を隠すだけの用心深さと、狡さを持っていない時期です。この時期に、順調に周りから愛され、幸せに暮らした子と、何かの不幸でいろいろあった子では、その後の人生観に大きな差ができます。
 今、いい意味で世間に注目されている金沢という環境下で大人になっていく遊学生のみんなに、若さと将来の可能性に対してうらやましさと、反面ちょっぴり心配な気持ちと、いろいろ複雑な思いを感じます。

 世間は時短・時短と流れ、生活は楽に・便利に・綺麗にとなっています。第一線で活躍して経済を引っ張って行っている人たちを除き、普通の人は、どうせ、短い人生、何とか楽(らく)をして、たのしく過ごそうという風潮になっています。
…まるでイソップ童話の「アリとキリギリス」のような…
 でも、キリギリスのような生活ばっかりしていてはいけないのでは。アリのように働いてばっかりというのもなんですけど。…日本人はつい昔は働いてばかりの人が多かったな。

 やはり、勉強は大切です。スポンジのように吸収する脳を持ち合わせている中・高校時代にたくさんの知識を脳の中に入れてください。そして、必要な時に取り出せるように、整理してしまっておいてください。

 でも、あわてないで、あわてないで。
たまに、スマホの電源を切り、テレビを消してみてください。
 ゆっくり、ノートを広げ、数学の問題にでも取り組み、疲れたら、ゆっくり料理でもして、ゆっくり食べ、ゆっくり本でも読んでみては…案外時間はいっぱいあるもんですよ。
 そして、ゆっくり自分を見つめてみてください。

 今の自分があるのは過去があっての、各自違った過去の環境下の上に培われた自分であり、その環境下で、それぞれの今の自分の価値観がつくられ、この現在の自分の価値観が将来の自分を作っていくんです。

 大切なのは、優しい気持ち、謙虚な気持ちです。自分一人はたいしたことないんですよ。周りの人たちの気持ちが分かる人になってください

 さあ、ぼちぼち頑張ってみましょう。

2015年4月16日 (木)

【第374回】 「素直」磯部 早紀 (数学)

 遊学館の良いところは素直で明るい生徒がたくさんいることであると考えます。
 例えば、生徒を指導するとき、「はい、ごめんなさい」と素直に謝り、正してくれる生徒が多くいます。私が高校生だったときはこんなに素直に先生の注意に笑顔で応えていただろうか… と私が逆に考えさせられるときもしばしばあります。
 この生徒達が大人になり社会にでたとき、きっと人の注意を素直に聞き入れることができ、誰からもアドバイスをもらいながら成長していける人になっていくのではないかと期待しています。
 ルールを守れないのはよくないことです。しかし、その後どのように気づき、どのように反省していくのかが大切であるということと、人に好かれるには
やはり素直が1番であるということを、遊学館の生徒から教わりました。
 もちろん生徒が素直なだけでなく、生徒指導は保護者の方のご協力があってこそ成り立っています。本当にありがとうございます。
 新1年生もこの遊学館の良いところを受け継ぎ、素直で明るい挨拶のできる遊学生に成長してほしいと願います。

2015年4月 9日 (木)

【第373回】 「全力」とは?安達 健佑 (保健体育)

 為末選手のブログをよく拝見するが、気になったブログを紹介したい。

 「全力について」
 人間には限界がある。できることとできないことがあり、努力してもなんともならないことがある。ただそう言い切る前に大事なことが一つあって、それは努力というのがどの程度を指すのかが人によって違うということだ。
 長い間競技をやってきて思うのは、全力を出したことがある、または出すことができる人は案外と少ないということだ。中には7割の力のことを全力だと思っている人もいる。嘘をついているのではなく、人生で7割しか出したことがないから本当にそれが限界だと思っている。昔地球の端っこは崖だと信じられていた。行ってみるまではどこが端っこかわからない。ここまでが限界だと思っていたところを越える瞬間があった後、それまでは全力を出していなかったとようやくわかる。
 全力を出すことは怖い。まず全力を出し切ると疲弊して、くたくたになる。だから、ついペース配分をしてしまうが、その状態で全力を出すことはとても難しい。力を配分するということは余裕を残すということだからだ。一方で、全力は痛くも苦しくもある。自分が傷つくかもしれないという恐れがあって全力を出すことは怖い。そして全力はコントロールが効かない。
 全力はなりふり構わない状態で出る。どう思われても構わない、どうなったって構わない。ある種の狂気の状態で全力は出る。本当の全力は、自分の身の安全すら二の次になる。一度でいいから人生でこの瞬間を経験している人がいう”努力でもなんともならないことがある”は信じられるが、一度も全力を出したことがない人は”努力しきったことがないから、努力でなんともならないことがあるかどうかもわからない”というのが正確なところだろう。
 ずっと全力でなくても構わないが、一度でいいから本気で何かに力を出し切ることは限界がどこかを悟る上でも大事なことだと思う。スポーツはほとんどの人が勝者にはなれないが、この全力の出し方を覚えるという点でとても貴重な機会だと思う。私は全力の出し方は応用可能だと考えている。
 自分には未だ見知らぬ自分がいる。全力とはその自分に出会うために必要な儀式といえる。
http://tamesue.jp/blog-20150121/から引用)

 私はこのブログを読んだときに、「その通りなんだよな!うちの部員もわかってくれないかな!」と思いながらも、「自分自身はどうなのか?」と考えさせられました。
 先月の全国選抜大会では、予選リーグ敗退という悔しい結果を残してしまいました。私自身、足りないところがあったと反省しています。4月からは気持ちを切りかえて、部員と一丸となって目標に向けて頑張りたいと思います!
 最後に、普段から部員には厳しいことばかり言っていますが、今後部員たちが「限界」という壁を乗り越え、人として選手として大きく成長してくれることを心から期待しています!

2015年4月 3日 (金)

【第372回】 新しい舞台で石﨑 和真(数学)

 3月28日(土)の制服渡しと教科書注文、そしてポスター撮影も無事終わりました。高校生という新生活にワクワクドキドキな新入生の皆さんの表情が印象的です。しかし、自分自身が遊学館高校でみなさんを迎え入れることができず、惜しい気持ちもあります。遊学を離任し、みなさんが高校に進学するのとは逆に、4月から中学校に赴任することとなりました。遊学館高校という新しい舞台で、君たちが輝いていくことを期待しています。

 勝手ながら離任式では伝え切れなかった事を書かせてもらいます。
 遊学館にいた一年間は自分の中で、本当に大きな一年だったと振り返って思います。自分の教員人生で初めて担任を持ち、初めて高校生に数学を教え、部活動で共に汗を流し、全てが初めての年でした。
 なかでも担任として一年間を供に過ごした2-6の生徒達には特別な想いがありました。色々な事があったけど本当に楽しかった。勉強にも行事にも本気で取り組める最高の40人だったなぁ・・・と今は思い出に浸っています。君たちが心も体も成長し、全員が無事卒業式を笑って迎えられることを心待ちにしています。最後にみんなにサプライズで伝えた約束を守れるよう自分も頑張って行こうと、改めて思います。
 そして男子バレーボール部のみんなへ
最後の最後まで、君たちと遊学館でバレーボールができて本当に嬉しかったです。君たちにとっては色々なことが起こった一年間だったと思う。そんな中で今、バレーを一生懸命頑張っている君たちの姿は決して忘れない。本当にありがとう!

 私も新しい舞台で、君たちの活躍の声が聞こえてくる事を期待して、頑張って行きます。