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2014年2月20日 (木)

【第319回】 やまほおずきK. R. (家庭)

☆☆☆珍しい野菜
かつては遊びの小道具として種を除いて音を鳴らしていた「ほおずき」の仲間の
オレンジチエリー(食用ほおずき)です。
「健康野菜」として人気で免疫力を上げるといわれている。トマトより甘く、
サクランボよりさわやかな味が売り物で、デザートやフレッジュースに良い。

260220

やまほおずき(なす科)
関東以西、四国、九州山地の谷間に生え、まれにしか見られない多年生である。茎はやや細く柔らかで、枝分かれして30㎝~60㎝になる。葉は互生するが、節ごとに2枚で、卵形または卵形楕円形、長さ6~10㎝、幅3~5㎝、先は尾状にとがり、基部はひれがある柄をもち、へりは上半部に大型の数個のキョ葉をもつ、夏、葉のわきごとに下向きの1花を開く、ガクは短い筒状で先は浅く5裂する。花冠は短い鐘形で長さ7~8mm。白色で先はとがった5片に浅くさける。花が終わってからガクは成長して緑色の卵球形となり、球形の果実を包み長さ12~15mm。果実は黄色に熟す。(牧野新日本植物図鑑より)