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2013年10月17日 (木)

【第302回】 目に見えないことの重要性Y. M. (地歴・公民)

リンカーンは「すべての人を一時的にだますことはできるし、一部の人をいつまでもだましておくこともできる。しかしすべての人をいつまでもだまし続けることはできない」と言っている。だますということは良くありませんが、どうしても人間は周りの人たちから評価されたいがために過大な表現をしてしまうことがあります。しかし、この過大な表現をするということは決して悪いことではないと思います。重要なのはこの過大な表現をしたあとの行動です。相手に対して期待を持たせるような発言をしておきながら期待はずれであれば、これはだますということになるでしょう。これが期待通り、期待以上のことであればたくさんの人が評価してくれることは間違いありません。過大な表現を大きな目標という言葉に置き換えて、それに対して誠意ある進化をとり続けていれば、たくさんに人に受け入れられるはずです。

 変化に富んだ世の中に対して、私も含めてその場その場をしのいでいくことに精一杯で、どうしても自分をよく見せたいと思いがちですが、失敗は避けられないけれどもやると決めたことにとことん励んでいくことが必要なのではないでしょうか?中学生に「遊学館にいけば自分を成長させてくれる」、保護者の方に「子供を預けるなら遊学館」、卒業生に「高校を選ぶのなら遊学館」、サッカー少年に「サッカーで日本一を目指すなら遊学館」、そして世間の皆様に「遊学館を応援しよう」そんな遊学館を目指していきたいです。我々の気づかないところで世間の皆様に声をかけていただき、気にしていただいていることに感謝しつつ、その期待に答えるだけの進化を遂げていきたいと思います。そのためにも普段の目にはつきにくい即効性のないことも地道に積み重ねて習慣化し、すばらしい人間集団を作り上げていくことに努めていきます。