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2013年8月 1日 (木)

【第290回】 感動半分と残念半分の準決勝・決勝M. K. (数学、情報)

 7月27日(土)、28日(日)と2日間、野球部が甲子園を目指した戦いを観ることができ、今は、残念な思いが半分と、感動した思いが半分といったところか?

 7月27日(土)準決勝vs金沢高校戦。昨年は、1年生大会を含めて4連勝中とはいえ、さすがに金沢高校は簡単に勝たせてくれないということを改めて思い知らされた気がする。そして延長戦に入ってから、遊学館はなかなかヒットが出ず、遊学館高校3年生野球部の夏はこれで終わりなのかという思いにさらされた。ただ遊学館は投手陣が豊富であり、打線が必ず打ち崩してくれるという思いが通じたのか、藤口君がサヨナラホームランを放ち、諦めないことの大切さを学ばされた気がした。

 7月28日(日)決勝vs星稜高校戦。新チームになってから1度も勝ったことがないということだったが、春の北信越優勝校は遊学館という思いがあり、先発ピッチャーもわかっており、遊学館は必ず打ち崩せると信じていた。しかし、世間はどうも星稜高校が甲子園に行ってもらいたいように感じていた。それは、決勝戦の前日に簑島高校が29年振りの出場を成し遂げ、監督は尾藤監督。また、野球部の生徒から夏の全国高校野球の開会式には松井秀喜氏が参加するという話を聞き、試合前からちょっと嫌な予感を感じていた。そして試合は始まり、星稜が先制点をあげてからは、遊学館が追い上げるという展開だった。残りの8回、9回裏の2イニングは満塁のチャンスとなったが、どうしてもピッチャーを攻略できずにゲームセットを迎えてしまった感じがする。しかし、出場した選手、声を枯らしてまでも応援し続けた選手、暑い中を閉会式まで見届けていた生徒達を見ていたら、負けた悔しさは多分にあるが、負けて多くを学ぶことを自分自身改めて感じさせられた2日間だったように感じた。

 野球部3年生の高校野球はこれで終わり、次の進路に向けて頑張ってください。熱い戦いを見せていただき本当にありがとうございました。