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2011年7月28日 (木)

【第192回】レンジのすき間K. R. (家庭)

調理実習は学校生活の中でも楽しみの1つのようです。

1年生と2年生は家庭科の授業があります
「先生・・・!調理実習は何時ですか?」

3年生は家庭科の授業はありませんが廊下ですれ違う3年生のお兄さんやお姉さんが口々に「先生・・・・!また調理実習しよう。」と言います。
ちょっと戸惑ったり、ちょっと嬉しくなったりします。

教科の関係上から家庭室を使用したり又は清掃したりと、
新装成ったIHクッキングヒーターの整った家庭室に関ることがたびたびです。
そんな楽しいクッキングの後には楽しいことばかりではありません。

昨年来から2年がかりで掃除の当番の生徒たちと
大変な苦労をかせねて掃除した場所があります。
それはIHクッキングヒーターのすき間です。

調理のときに汚れたままにして、
そのままほって置かれたIHクッキングヒーターです。
汚れがこびりつき錆びるまでになっていました。
コンセントを探し当て逆さにしてゴシゴシ。
洗剤をつけてゴシゴシ。
なかなか汚れは取れません。

3年9組の掃除係りさんの6人が知恵を出し合い「6人集まれば文殊の知恵」
接着剤を使った錆び落しのアイデアは正に「目から鱗」でした。
ようやく9割がた汚れが落ちました。
生徒に教えられそして頼もしくも思った瞬間でした。
調理実習室を使用して汚したままにしていった人を恨まず、
根気よくやってくれた生徒もいることを嬉しく思います。

ほんとに有り難う。

IHクッキングヒーターは「調理実習室を使用する人は、すき間に汚れをつけたままで帰らないようにして下さい。」と叫んでいました。

清潔でありたい場所です。
最後の後始末が大切ですね。

立派な調理器具を長く大切に使っていくことが出来るように、
皆で大切に管理してゆきましょう。

また楽しい調理実習が出来るように・・・・!