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2010年4月28日 (水)

【第131回】プチ自慢中川 光雄 (保健体育)

本校野球部が創部10年目を迎えました。
この9年間で、野球部は様々な記録を残してくれました。
そこで、今回はプチ自慢をしたいと思います。

野球部は春、夏、秋と行われる石川県大会に27回出場させていただきました。
27回中、優勝10回、準優勝8回、そのうち夏の大会は、9大会中6回決勝進出をし、3回の優勝、春の選抜大会とあわせて4回の甲子園大会に出場することができました。

しかし、野球だけ結果を残しているわけではありません。

部員達には「文武一体、自分-野球=0では駄目、むしろ勉強をし、テストで結果を残す方が、野球で結果を残すより簡単だよ」と指導しています。彼らは本当にすごいものがあります。最近では、自分達で目標点数を決め、それ以上の成績をとるようにまで成長しています。1期生の時から有名私大に合格し、活躍している卒業生も多数いますが、最近の部員達も負けず劣らずすごい。

現在、野球部から4年連続国公立大学へ進学しています。昨年度は残念ながら国公立受験に失敗した部員が2人います。彼達ならきっと志望校である大阪大学、横浜国立大学に合格し、【野球部から5年連続国公立大学への進学】を果たしてくれると信じています。

さて、今年のチームは例年のような野球における技術力はまだまだ発展途上で未熟ですが、【石川県で初の全国制覇、秋・春・夏と石川県完全制覇】という大きな志を抱き、日々練習に取り組んでいます。先日、春季大会のメンバー発表、背番号渡しがありました。メンバーに選ばれた選手の決意表明がいままで以上に素晴しいものでした。

そのなかで、【勝つだけでなく、自分達の試合を見に来てくれた人たちに感動を与えるプレーをベンチもスタンドもしよう】という決意表明がありました。部員たちのグラウンドでの全力プレー、スタンドからの一糸乱れぬ応援をぜひ見に来てあげてください。 私は、こんな遊学館高校野球部員を誇りに思います。

部員達よ 
このコラムを読んでプレッシャーを感じなさい。
そして、このプレッシャーを楽しめる人間へと成長していってほしい。

~ 320より ~