皆さんこんにちは。生徒会書記の高井啓衣子です。
日本全国に新型コロナウイルスの感染が広まっていますね。中国本土での感染者が減少傾向にある一方でヨーロッパではまさに爆発的に拡大してる状況です。
先日、オーストリア、スウェーデン、フランス、ポーランド、アメリカ、イタリア、ブラジルの友達とビデオ通話でコロナウイルスについて話す機会がありました。現在、海外のほとんどの学校も休校になっているそうです。
休校中の授業についての意見交換をしたところ、ほとんどの海外の生徒は休校中はオンラインで授業を受けていると教えてくれました。オンライン上には授業を一緒に受けている友達、先生の顔が映し出され、先生が書いていることも全て画面に映し出されるそうです。
私は、普段学校で授業を受けていると先生の表情は見えますが、生徒同士の表情を見る機会があまりありません。なのでクラス全員の表情を見ることができるオンライン授業はとても素敵だなと思いました。
オンライン授業を実際に受けている友達に詳しく話を聞いてみると、「いつも学校での授業ではあまり発言をしない生徒がオンライン授業だと積極的に授業に参加している」と教えてくれました。
大勢の人の前で自分の意見をしっかり言える力はとても大切だと思います。しかし、少し引っ込み思案だったり、アイディアを思いついても言うタイミングを逃してしまった生徒の意見は授業内では聞こえてきません。そういった点で、オンライン授業を受けることで生徒一人ひとりの意見がより平等になるのかなと思いました。
また、生徒一人ひとりの意見が授業内で飛び交うことでそこから広がる話や発見があり、自然と生徒内でのグループワークにも繋がると思います。病気で入院している生徒や、不登校の生徒が学校に来なくてもみんなと授業を受けられることもオンライン授業の利点だと思います。
場所を問わずに授業を受けられるなんてとても素敵だと私は思います。
現在、遊学館高校ではclassiを使い休校中の課題配信が行われています。
classiを使うことで教材が無くても、場所を問わず勉強することができ、先生からのお知らせもclassi上で確認することができます。
しかし、遊学館高校の生徒があまりclassiを使用していないのが現状です。
それを改善するために、まずはclassiの使い方とclassiを使用する上での利点を生徒に説明し直すことがとても大切だと思います。
私自身も生徒会に入ってからclassiを使用する機会が多くなり、classiの使い方や利点もようやく分かってきました。
しかし、生徒会に入るまではclassiの使い方も利点も分からず、なぜclassiを使わなければいけないのだろうとさえ思っていました。生徒の中にもそのように思っている生徒が多いと思います。
実際に休校中に友達からclassiの使い方について聞かれることが多くありました。
今、学生の間で多く使われているinstagramやLINEもみんな初めから使い方が分かっていたわけではありません。
このようなソーシャルメディアが学生の間で多く使われているからこそ、classiの使い方や利点をしっかり説明すれば生徒のclassiの使い方ののみ込みもとても早いと思います。
また、先生方によってclassiがチェックされている事ももっと生徒に伝えていくべきだと思います。
皆さんはホーソン効果という言葉をご存知でしょうか?
ホーソン効果とは「注目されている」ことで「頑張れる」効果のことです。ブログも誰が見てくれている人がいるから頑張れる。見てくれている人に記事を届けたい。instagramも誰か見てくれている人がいるから投稿する。これらもホーソン効果の一つだと思います。
誰も見てくれている人がいないとブログを投稿しよう、instagramに写真を投稿しようと思う人は少ないと思います。
見てくれている人がいるという事を生徒にもっと伝えていった方が生徒自身のclassi使用率向上にも繋がっていくのではないかと感じました。
私は生徒の一人として学校全体でclassiの使用率を上げていきたいです。そしてこれからオンライン授業を行う学校がもっと増えていってほしいなと思います。
コロナウイルスにより大変なことが沢山ありますが、私はコロナウイルスのおかげで沢山の新しい発見をすることができました。
今、新型コロナウイルスで暗澹たる思いに捉われることが多いと思います。
他人を責めずに何事も前向きに捉え新しい発見に繋げていきませんか?
インフルエンザもまだ流行しています。みんなでマスク・手洗いの徹底も続けてゆきましょう。
後期生徒会書記 高井啓衣子